岡山で工務店の家を高く売る!相続不動産の価値を守る査定ポイント5選をプロが解説
掲載日 : 2026/02/20

岡山県内でこだわりの「工務店の家」や相続不動産を売却しようと検討されている方へ。大手ハウスメーカーの家とは異なり、工務店で建てた家は一般的な査定マニュアルではその真価が正しく評価されないことがあります。特に、遠方にお住まいで実家の詳細がわからない場合、相場よりも安く手放してしまうケースも少なくありません。
この記事では、岡山の不動産売却・買取に特化したフォーシーズン株式会社が、工務店の家の価値を正しく査定額に反映させるための5つのポイントを解説します。2025年度の実績として、仕入れ現場数25現場・75区画(11億円分)、売却査定依頼1255件(うち売却のご依頼220件)、仲介売買取引実績380件を積み重ねてきた実務経験をもとに、失敗しない売却の知恵をお伝えします。
Q1. なぜ岡山の「工務店の家」は査定で損をしやすいのですか?
【結論】一般的な査定データベースに仕様が登録されておらず、標準的な評価しかされないことが多いからです。
大手ハウスメーカーの住宅は、型式やグレードがデータベース化されており、築年数が経過しても一定の評価基準が存在します。一方で、地場工務店の家は「一点もの」であることが多く、こだわりの無垢材や特殊な工法が使われていても、知識のない担当者が見れば「ただの木造住宅」として一律に減価償却されてしまうリスクがあります。
実務上よくあるケースとして、建築時の図面や仕様書が手元になく、その家の本当の価値(断熱性能や耐震等級など)を証明できないために、相場通りの価格でしか査定されないことがあります。しかし、構造や素材の良さを適切にアピールできれば、評価を覆せる可能性があります。
Q2. 工務店独自のこだわりを査定額に上乗せする秘策はありますか?
【結論】建築時の「仕様書」や「検査済証」を準備し、施工した工務店の特徴を査定担当者に伝えることです。
工務店の家は、地域特有の気候に合わせた設計や、良質な木材の使用など、目に見えにくい部分にコストがかかっているケースが多々あります。これらを評価してもらうには、口頭での説明だけでなく、客観的な資料が不可欠です。
実際のご相談では、私たちが現地調査を行う際、床下や屋根裏の状態、使用されている建材のグレードを細かくチェックします。もし資料が残っていなくても、プロの目利きで「建物のポテンシャル」を見抜き、リフォーム素材としての価値を付加することで、査定額のアップを目指します。
Q3. 遠方の実家じまいを成功させる、岡山特有の「地場工務店ネットワーク」活用術とは?
【結論】地元の事情に精通した業者と連携することで、管理や修繕のコストを抑えつつ、スムーズな売却が可能になります。
遠方にお住まいの場合、草刈りや換気などの管理だけで多大な労力がかかります。岡山独自のネットワークを持つ私たちであれば、売却活動中の空き家管理から、必要に応じた修繕の手配までワンストップで対応できます。
例えば、売却前に最低限の補修が必要な場合、大手リフォーム会社に頼むと割高になることがありますが、地場の職人と連携することで費用を抑えることが可能です。一方で、現状のまま売却する「買取」を選択すれば、管理の手間を一切かけずに即現金化することも可能です。
Q4. 工務店の家を売る場合、「仲介」と「買取」のどちらが良いのでしょうか?
【結論】価格を追求するなら「仲介」、スピードと手間なしを優先するなら「買取」がおすすめです。
工務店の家は、そのこだわりを理解してくれる買主様に出会えれば高く売れる可能性があります。しかし、コンディションによっては修繕が必要となり、売却までに時間がかかることもあります。
仲介の特徴
売却価格が高くなる可能性がありますが、いつ売れるか確定しにくく、広告活動により近所に知られる可能性があります。また、内覧対応が必要で、引渡し後の不具合(雨漏り等)に対する責任(契約不適合責任)のリスクがあります。仲介手数料(売却価格の3%+6万円)も発生します。
買取の特徴
フォーシーズンが直接買い取るため、最短数日〜数週間で決済が進みます。仲介手数料は不要で、現状のままで引き渡せるため、残置物の処分や掃除の手間が省けます。広告も不要で近所に知られませんが、価格は相場の7〜8割程度になる傾向があります。
判断基準
- 価格優先なら「仲介」
- スピード優先なら「買取」
- 手間回避(片付け・立会い削減)なら「買取」
- 近所に知られたくないなら「買取」
Q5. 「解体して更地」か「中古住宅として再利用」か、どう判断すればいいですか?
【結論】建物の健全性と、解体費用のバランスを見て判断すべきです。
「古家付き土地」として売るか、解体して「更地」にするかは、相続不動産の収支に大きく影響します。建物がまだ使える状態であれば、リノベーション前提の中古住宅として売り出す方が、解体費用がかからない分、手取り額が多くなるケースがあります。
また、一般論として、想いの詰まった自宅を中古住宅として次の方に利用してもらうことは、資材の廃棄を減らし、CO2削減につながる環境価値もあります。一方で、建物が著しく老朽化している場合は、解体して更地にした方が買い手がつきやすいこともあります。私たちは、解体見積もりと査定額を比較し、どちらが有利かをシミュレーションします。
判断基準
- 建物に致命的な欠陥(雨漏り・シロアリ)があるか
- 解体費用を先行して支払える資金余裕があるか
- 地域の需要(土地探しの需要が強いエリアか)
Q6. 実家じまいを進めるにあたり、家財の片付けや処分の段取りはどうすればよいですか?
【結論】まずは「必要なもの」だけを選別し、残りは専門業者や不動産買取の付帯サービスを活用するのが効率的です。
実家じまいで最も時間がかかるのが家財整理です。ご自身ですべて片付けようとすると、数ヶ月から数年かかることも珍しくありません。これまで多くの相続不動産のご相談に関与してきた中で、片付けに疲弊して売却活動がストップしてしまうケースを多々見てきました。
実家じまいの段取り
- 名義確認(相続登記が完了しているか)
- 共有確認(相続人全員の同意があるか)
- 家財整理(遺品整理業者への依頼も検討)
- 境界/測量(隣地との境界確定)
- 売却/買取判断(査定依頼)
- 契約・決済
弊社では、家財が残ったままでの買取も対応しており、提携する遺品整理業者と連携して一括で片付けることも可能です。
Q7. 相続不動産の売却で、手取り額がいくらになるか事前にわかりますか?
【結論】はい、ご提案時に「不動産の売却に伴う収支計画書」を作成し、諸費用を引いた手取り額を明示します。
不動産売却には、仲介手数料や登記費用、測量費、税金、場合によっては解体費など、様々な費用が発生します。「高く売れたと思ったのに、手元にはあまり残らなかった」という事態を防ぐため、私たちは査定の段階で詳細なシミュレーションを行います。
実際のご相談では、売却価格だけでなく、譲渡所得税(売却益にかかる税金)の概算や、相続登記にかかる費用も含めて試算します。これにより、仲介で時間をかけて売るべきか、買取で手早く現金化すべきかの判断が明確になります。
Q8. 権利証が見当たらない、境界が不明などの問題は誰に相談すればよいですか?
【結論】まずは私たちにご相談ください。提携する司法書士や測量士にお取り継ぎし、ワンストップで解決します。
相続不動産では、権利証(登記済証)の紛失や、隣地との境界杭が見当たらないといった問題が頻発します。これらは売却前に解決しておく必要がありますが、ご自身で専門家を探すのは大変です。
提携士業へのお取り継ぎ
弁護士:遺産分割などのトラブルがある場合
税理士:相続税や譲渡所得税の申告が必要な場合
司法書士:相続登記や抵当権抹消が必要な場合
測量士・測量コンサルタント:境界確定や分筆が必要な場合
お客様の状況に応じて必要な専門家をコーディネートし、手続きの漏れがないようにサポートします。
Q9. 空き家や空き地だけでなく、アパートやマンションなども対応してもらえますか?
【結論】はい、戸建住宅に限らず、収益物件から農地まで幅広く対応可能です。
フォーシーズン株式会社では、空き家・空き地・1棟アパート・1棟マンション・ビル・事務所・工務店の家・ハウスメーカーの家など、多岐にわたる不動産の売却・買取を行っています。特に相続では、自宅とセットで農地(田・畑)や山林を相続するケースもあります。
農地の売買には農地法の手続きが必要となり、通常の宅地とは異なるノウハウが必要です。また、登記・測量・解体・リフォーム・清掃などは必要に応じて見積もりを行い、売主様の手間を最小限に抑える提案をいたします。物件種別や名義の状況によって最適な処分方法は異なるため、まずは無料査定にてご相談ください。
まとめ
岡山で工務店の家や相続不動産を高く売るためには、その物件独自の価値を見極め、適切なルート(仲介または買取)を選択することが重要です。遠方にお住まいの方や、手続きに不安がある方も、地場の専門家と連携することで安心して資産処分を進められます。
関連する詳しい情報はこちらのブログ一覧もご参照ください。
監修者プロフィール
本記事は、フォーシーズン株式会社が監修しています。岡山県内の相続による資産処分(農地・田・畑・戸建住宅・宅地・マンション)から、売却査定・買取査定・即現金化まで、実務に基づいて情報提供しています。
取り扱いは、空き家・空き地に加え、1棟アパート・1棟マンション・ビル・事務所などの収益物件、工務店の家・ハウスメーカーの家まで幅広く対応します。他府県在住で岡山県の資産を処分したい「遠方対応」も、現場で実際に起こることを前提に段取りを整理します。
売却相談・不動産査定は無料にて相談を賜っております。売却・買取査定をご提案する際は、不動産の売却に伴う収支計画書をお渡しし、手取りや諸費用の見通しを明確にしたうえで、売却(仲介)と買取のどちらが合うかを整理します。
また、登記・測量・解体・リフォーム・清掃などは必要に応じて見積もりを行い、手戻りが出やすいポイント(名義・共有・境界など)を先に洗い出して、売主様のご負担が増えにくい進め方を重視しています。相続状況や名義、共有、物件種別(農地等)により判断は異なるため、最終的な進め方は個別事情を踏まえて検討します。
実家じまい・家じまいでは、家財の仕分け・処分(必要に応じて遺品整理業者の活用)から、不動産の処分(売却、解体して更地、賃貸)まで、手続きと費用が絡む全体像を整理し、次に何を決めるべきかを明確にします。
想いの詰まった自宅についても、状況により中古住宅として次の方に活用されることで、結果としてCO2削減につながる側面があります。数字を断定するのではなく、一般論として「活用される価値」を踏まえて選択肢を整理します。
- 荒木隆正(代表取締役):業界歴31年・取引実績2300件超
- 菊池貴也(取締役(開発事業部部長)・宅地建物取引士):業界歴21年・取引実績150件以上
- 水嶋章人(取締役(仲介事業部長)・宅地建物取引士・FP2級・賃貸不動産経営管理士):業界歴12年・取引実績500件以上
2025年度の実績
仕入れ:25現場・75区画、11億円分の不動産を購入
売却査定依頼:1255件(うち売却のご依頼:220件)
仲介売買(売却・購入):取引実績380件
提携士業・専門家へのお取り継ぎ
弁護士:相続財産の家族兄弟間トラブル等が生じている場合、弊社提携弁護士をご紹介いたします。当事者間で解決が難しいケースは、専門家に任せることで早期整理を図ります。
税理士:相続税や不動産売却に伴う税の論点整理が必要な場合、弊社提携税理士をご紹介いたします。様々な税に関するアドバイスにより、納税の軽減につながるケースもあります。
司法書士:遺産分割協議の整理、相続登記など、登記名義人を確定したうえで不動産売却を進める必要があるため、法令に基づいて適正に相続財産の仕分け提案を行い、手続きにつなげます。
測量士・測量コンサルタント:土地の分割、測量などを行い境界確定業務を行います。境界が曖昧・未確定の場合、隣接地所有者とのトラブルを未然に防ぐ観点から、測量境界確定が必要となるケースがあります。
お客様のご要望に応じて専門家へのお取り継ぎを行います。
【取材掲載】
荒木隆正:https://www.hakka-japan.com/post/4seasons
水嶋章人:https://wakusuma.com/magazine/column/worker/2024-0621/
https://wakusuma.com/magazine/column/worker/2024-0603/
https://wakusuma.com/magazine/column/worker/2024-0611/
一般論の説明にとどまらず、「この物件はどの進め方が合うか」、「価格とスピードの優先順位をどう決めるか」、「トラブルや手戻りになりやすい点はどこか」といった実務上の判断ポイントを重視した情報提供を行っています。